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今月の特集1 肺癌診断update
喀痰細胞診の実際
著者: 青木裕志1 浅見志帆1
所属機関: 1順天堂大学医学部附属練馬病院病理診断科
ページ範囲:P.972 - P.976
文献購入ページに移動■喀痰には,新鮮喀痰と粘液融解法やポストチューブ法により得られる保存痰があり,おのおの標本作製法は異なる.
■細胞診断は,Papanicolaou分類や各判定区分にのっとって判定するとともに,組織型の推定を行い,必要に応じて特殊染色および免疫細胞化学(免疫染色)を施行する.
■喀痰を取り扱う際は,結核をはじめとしたさまざまな病変体による感染危険性を考慮し,十分な感染対策を施したうえで検査にあたることが重要である.
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