文献詳細
文献概要
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①
扉
著者: 山内一由
所属機関:
ページ範囲:P.997 - P.997
文献購入ページに移動 精確なデータを迅速に提供することが臨床検査室の第一義的な使命ですが,それだけに終始していてよいのでしょうか? 高性能な自動分析装置が普及し,さらには標準化が進展して,「誰でもどこでも」が当たり前になってくると,そういった疑問が湧き上がってきます.一方,個々の検査値の質は飛躍的に高まりましたが,果たして,多大な労力を費やした分だけ臨床で活用されているのだろうか? という疑問も生じてきます.
検査室は,精確性や迅速性に加えて何を追求すべきか? もちろん,最先端検査技術の開発も大事な仕事ですが,まずは,データに付加価値を付与していくことが重要かと思います.それには,検査値が読めるようにならなければいけません.
検査室は,精確性や迅速性に加えて何を追求すべきか? もちろん,最先端検査技術の開発も大事な仕事ですが,まずは,データに付加価値を付与していくことが重要かと思います.それには,検査値が読めるようにならなければいけません.
掲載誌情報