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文献詳細

雑誌文献

臨床検査57巻9号

2013年09月発行

文献概要

今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

Ca異常と病態

著者: 小澤安則1

所属機関: 1虎の門小澤クリニック

ページ範囲:P.1014 - P.1019

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■血清カルシウム(Ca)で生物学的作用をもつのはイオン化Caであり,血清Caの過剰,不足はイオン化Caの濃度で判断するのが正しい.しかしイオン化Caの測定上の問題などから,ほとんどの場合それとよく相関する総Ca値で代用する.

■血清Caの異常は総Ca値で判断するが,血清アルブミン(Alb,最もCaと親和性の高い血清蛋白)が4g/dL以下と低い場合には,計算式により補正を行う必要がある(アルブミン補正Ca値).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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