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今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
扉
著者: 岩田敏
所属機関:
ページ範囲:P.1117 - P.1117
文献購入ページに移動 血液培養は,感染症を適切に診断し,適切な治療を実施するために必要な,基本的かつ重要な検査診断法です.感染症診療のなかではますますその重要性が注目されており,ICTによる院内ラウンドのなかでも,適切なポイントにおける積極的な血液培養の採取,血液培養の複数セット採取などが強く推奨されるようになって,その件数は増加傾向にあります.また2014年度の診療報酬改定において,血液を2カ所以上から採取した場合に限り,血液・穿刺液培養同定検査(190点)および嫌気性培養同定検査(120点)を2回ずつ算定できるようになり,診療報酬上も血液培養の複数セット採取の必要性が認められました.
今回の特集では,血液培養の必要性と重要性を十分に理解していただくために,血液培養の適切な採取法・検査手順,精度管理,迅速化・自動化の取り組みなどの項目について,最近の情報を提供していただきました.血液培養について今一度リマインドしていただき,皆さまのご施設の感染症診療に役立てていただければ幸いです.
今回の特集では,血液培養の必要性と重要性を十分に理解していただくために,血液培養の適切な採取法・検査手順,精度管理,迅速化・自動化の取り組みなどの項目について,最近の情報を提供していただきました.血液培養について今一度リマインドしていただき,皆さまのご施設の感染症診療に役立てていただければ幸いです.
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