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文献概要
今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
血液培養の迅速化・自動化への取り組み
著者: 柳沢英二1
所属機関: 1株式会社ミロクメディカルラボラトリー
ページ範囲:P.1141 - P.1145
文献購入ページに移動●敗血症の診断に,最も重要な検査は血液培養検査である.血液培養検査は,以前は用手法で実施していた検査であるが,現在は自動機器培養検査装置を用いて迅速に報告できるようになってきた.
●血液培養が陽性になってから分離培地で培養後,菌種同定および薬剤感受性検査を実施するのが現状であるが,まだ診療報酬点数は認められていないものの,近年遺伝子検査を用いて菌種同定および薬剤耐性遺伝子を直接測定できる方法が進んできている.
●血液培養が陽性になってから分離培地で培養後,菌種同定および薬剤感受性検査を実施するのが現状であるが,まだ診療報酬点数は認められていないものの,近年遺伝子検査を用いて菌種同定および薬剤耐性遺伝子を直接測定できる方法が進んできている.
参考文献
1)柳沢英二:血液培養を適切に実施するための診療報酬点数とは.臨検 56:428-432,2012
2)浅利誠志,満田年宏,細川直登,他:血液培養検査ガイド.日臨微生物誌 23(Suppl.1):1-142,2013
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