icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査58巻11号

2014年10月発行

文献概要

増刊号 微生物検査 イエローページ Ⅲ章 菌種別の培養・同定方法 グラム陰性桿菌

百日咳菌

著者: 村田美香1 小佐井康介12 栁原克紀12

所属機関: 1長崎大学病院 検査部 2長崎大学大学院 医歯薬学総合研究科展開医療科学講座 病態解析・診断学(臨床検査医学)

ページ範囲:P.1369 - P.1371

文献購入ページに移動
菌の基本情報

1.性状と特徴

・好気性グラム陰性球桿菌.

・大きさは0.5〜1.0×0.2〜0.5μm.

・急性の呼吸器感染症である百日咳の原因菌で“pertussis”は“強い咳”を意味している.

・飛沫感染.

・潜伏期は通常7〜10日.

参考文献

1)福井次矢,黒川清:ハリソン内科学 第4版,メディカル・サイエンス・インターナショナル,2013
2)大塚菜緒,蒲地一成:百日咳 Whooping cough.化療の領域 29(S-1):973-981,2013
3)大塚菜緒,鯵坂裕美,蒲地一成,他:病原体検査マニュアル 百日咳,国立感染症研究所,2011
4)小児呼吸器感染症診療ガイドライン作成委員会:小児呼吸器感染症診療ガイドライン2011,協和企画,2011

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?