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文献詳細

雑誌文献

臨床検査58巻11号

2014年10月発行

文献概要

増刊号 微生物検査 イエローページ Ⅲ章 菌種別の培養・同定方法 真菌

アスペルギルス属

著者: 村山琮明1

所属機関: 1日本大学 薬学部分子細胞生物学研究室

ページ範囲:P.1413 - P.1416

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菌の基本情報

1.性状と特徴

・アスペルギルス症の主な起因菌種は,Aspergillus fumigatusが最多起因菌種であるが,そのほかA. flavus,A. niger,A. terreusなどがある.

・糸状菌(真菌).

・幅3〜6μmの有隔菌糸を形成し,又状分岐を示す.空気に触れる組織部位では,分生子頭を形成することがある.

・Aspergillus属菌は自然界に広く存在する.

参考文献

1)Latgé JP:The pathobiology of Aspergillus fumigatus. Trends Microbiol 9:382-389,2001
2)D. H.ラローン:医真菌 同定の手引き 第5版(山口英世監修),栄研化学,2013

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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