文献詳細
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化
文献概要
●標準物質は定量学的トレーサビリティ連鎖において,それぞれ使用目的にあったものを使用し,常にトレーサビリティ連鎖が確保されていることを確認する必要がある.
●管理物質は保存温度,溶解方法,溶解後の取り扱いなどにより検査結果に誤差を生じるため,製品に添付された取扱説明書の注意事項を遵守しなければならない.
●測定法導入時には試薬・機器の特性を検証し,最良の分析条件を設定すべきである.
●キャリブレーション実施時には自動分析装置に備わっているキャリブレーショントレースやキャリブレーションカーブなどを確認する.
●管理物質は保存温度,溶解方法,溶解後の取り扱いなどにより検査結果に誤差を生じるため,製品に添付された取扱説明書の注意事項を遵守しなければならない.
●測定法導入時には試薬・機器の特性を検証し,最良の分析条件を設定すべきである.
●キャリブレーション実施時には自動分析装置に備わっているキャリブレーショントレースやキャリブレーションカーブなどを確認する.
参考文献
1)石橋みどり:標準臨床検査学 臨床化学(前川真人編),医学書院,pp19-22,2012
2)濱崎直孝:総論 国内・外における標準化の体系.臨床検査精度保証教本,日本臨床衛生検査技師会,pp3-6,2010
3)岡田元:各論編 管理物質の取り扱い.臨床検査精度保証教本,日本臨床衛生検査技師会,pp69-71,2010
4)伏見了:コントロール血清溶解時の水温とCK.Med Technol 12:491-492,1984
5)松本祐之:各論編 内部精度管理.臨床検査精度保証教本,日本臨床衛生検査技師会,pp85-95,2010
掲載誌情報