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今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化
患者情報(カルテ)を活用しよう
著者: 川崎健治1
所属機関: 1信州大学医学部附属病院 臨床検査部
ページ範囲:P.1530 - P.1535
文献購入ページに移動●ブラックボックスからの脱却には,患者情報を常に参照していくことが必要である.
●検体検査を担当している臨床検査技師は,患者情報から臨床を学び,患者の病態や診療と臨床検査値の関係を整理する必要がある.
●自分たちで検討して自施設のデータをもつことによってさまざまなアドバイスや解釈を提示することができる.
●容器単位ではなく,患者単位で検体検査を行うことができる業務の整備が必要である.
●検体検査を担当している臨床検査技師は,患者情報から臨床を学び,患者の病態や診療と臨床検査値の関係を整理する必要がある.
●自分たちで検討して自施設のデータをもつことによってさまざまなアドバイスや解釈を提示することができる.
●容器単位ではなく,患者単位で検体検査を行うことができる業務の整備が必要である.
参考文献
1)日本腎臓学会:CKD診療の概念の基本 2. eGFRの推算式.エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン2013,東京医学社,pxiv,2013
2)渡辺健太郎:抗癌剤.治療薬マニュアル2014(高久史麿,矢崎義雄監修),医学書院,p1602,2014
3)Du Bois D, Du Bois EF:A formula to estimate the approximate surface area if height and weight be known. 1916. Nutrition 5:303-311,1989
4)Cockcroft DW, Gault MH:Prediction of creatinine clearance from serum creatinine. Nephron 16:31-41,1976
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