icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査58巻13号

2014年12月発行

今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

フリーアクセス

著者: 三浦純子

ページ範囲:P.1613 - P.1613

文献概要

 急性冠症候群(ACS)を正しく把握していますか.不安定狭心症を正しく理解していますか.ACSの心電図変化とはどのような変化でしょうか.例えば,急性心筋梗塞症例のなかで心電図ST上昇を示す例は半分の50%程度にすぎませんが,では残りはどのような心電図なのでしょうか.また,ACS疑いで心エコー図検査を実施する場合,壁運動異常はもちろんですが,ACSに類似する症状や所見を念頭に置いて検査していますか.心室内血栓のほか,チェックすべき合併症項目を全て把握して検査していますか.現在,心電図,心臓超音波や核医学に求められる役割,冠動脈CT・心臓MRIはどこまで進歩しているのでしょうか.さらには生化学検査,特に高感度トロポニン測定やH-FABP測定を正しく活用していますか.本特集は,それらの解説に加え,ACSの各種治療法と若干の課題や展望をちりばめ,わかりやすくまとめることができました.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら