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文献概要
今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
―臨床検査の付加価値④―止血検査室からの情報発信
著者: 小宮山豊1 吉賀正亨1
所属機関: 1関西医科大学 臨床検査医学講座
ページ範囲:P.460 - P.464
文献購入ページに移動●止血系検査成績異常症例は情報発信の重要対象である.
●予期せぬ血小板減少症での治療方針決定に,ADAMTS13活性やHIT抗体は重要である.
●濃厚血小板(PC)利用の適正化には,輸血検査室との連携・協力体制が重要である.
●外注検査結果の結果解釈に,止血検査室の技師としての解釈が重要である.
●予期せぬ血小板減少症での治療方針決定に,ADAMTS13活性やHIT抗体は重要である.
●濃厚血小板(PC)利用の適正化には,輸血検査室との連携・協力体制が重要である.
●外注検査結果の結果解釈に,止血検査室の技師としての解釈が重要である.
参考文献
1)松本雅則:抗ADAMTS13自己抗体と血栓性血小板減少性紫斑病.日本臨床免疫学会会誌 36:95-103,2013
2)Yamashita E, Okada H, Yorioka H, et al:Successful management of pregnancy-associated thrombotic thrombocytopenic purpura by monitoring ADAMTS13 activity. J Obstet Gynaecol Res 38:567-569,2012
3)小宮山豊:ヘパリン起因性血小板減少症.臨床に直結する血栓止血学(朝倉英策編),中外医学社,pp255-259,2013
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