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今月の特集2 改めて,精度管理を考える
精度管理に必要な統計学
著者: 細萱茂実1
所属機関: 1東京工科大学 医療保健学部臨床検査学科
ページ範囲:P.592 - P.597
文献購入ページに移動●精度(精密さ)は,併行精度,中間精度,再現精度に分けて評価する.
●真度(正確さ)は,かたよりの検査室成分,また測定方法のかたよりを評価する.
●測定の精確さ(真度および精度)を統計学的に適正に扱うことが検査結果の信頼性保証・向上につながる.
●真度(正確さ)は,かたよりの検査室成分,また測定方法のかたよりを評価する.
●測定の精確さ(真度および精度)を統計学的に適正に扱うことが検査結果の信頼性保証・向上につながる.
参考文献
1)JIS Z 8402-1:1999.測定方法及び測定結果の精確さ(真度及び精度)─第1部:一般的な原理及び定義,ISO 5725-1:1994(IDT)
2)JIS Z 8402-2:1999.測定方法及び測定結果の精確さ(真度及び精度)─第2部:標準測定方法の併行精度及び再現精度を求めるための基本的方法,ISO 5725-2:1994(IDT)
3)JIS Z 8402-3:1999.測定方法及び測定結果の精確さ(真度及び精度)─第3部:標準測定方法の中間精度,ISO 5725-3:1994(IDT)
4)JIS Z 8402-4:1999.測定方法及び測定結果の精確さ(真度及び精度)─第4部:標準測定方法の真度を求めるための基本的方法,ISO 5725-4:1994(IDT)
5)TS Z 0032:2012.国際計量計測用語─基本及び一般概念並びに関連用語(VIM),ISO/IEC Guide 99:2007(IDT)
6)細萱茂実:精度管理.臨床検査学講座 第4版補訂 検査管理総論,医歯薬出版,pp69-109,2011
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