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文献詳細

雑誌文献

臨床検査58巻6号

2014年06月発行

文献概要

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか

子宮頸部のLBC

著者: 古田則行1

所属機関: 1がん研究会有明病院付設細胞検査士養成所 臨床病理センター細胞診断部 サルコーマセンター

ページ範囲:P.677 - P.684

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●子宮頸部からスプリットサンプル法により液状化検体法と従来法(直接塗抹)の細胞診標本を作製し,両者を比較検討した.

●とくに液状化検体法では,従来法で塗抹が厚く観察が困難な例においても,塗抹が薄く,みやすい標本があった.

参考文献

1)古田則行:液状処理法と従来法では細胞所見にどのような違いがあるのですか? 教科書には載っていない臨床検査Q&A.臨床検査 56:1269-1271,2012
2)平井康男,古田則行,荒井祐司,他:子宮頸部病変検出における液状化細胞診(LBC)ThinPrepの精度と有用性評価のための前方視的検討.日本臨床細胞学会雑誌 49:237-241,2010
3)久布白兼行:クリニカルカンファレンス7 子宮頸部細胞診 2)液状検体細胞診.日本産科婦人科学会雑誌 62:194-199,2010
4)坂本穆彦(編):子宮頸部細胞診ベセスダシステム運用の実際,医学書院,pp142-173,2010

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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