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文献詳細

雑誌文献

臨床検査59巻11号

2015年10月発行

文献概要

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ Ⅲ章 報告前に必要なチェック 〔血液学検査〕

血小板数

著者: 千葉拓也1 鈴木啓二朗1 諏訪部章1

所属機関: 1岩手医科大学附属病院中央臨床検査部

ページ範囲:P.1089 - P.1093

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緊急性

 一般的に,血小板数が50×103/μL以下になると出血傾向を示すといわれている.さらに,20×109/L以下では頭蓋内出血や消化管出血など,深刻な出血を引き起こす可能性がある.血小板輸血を含む治療を行ううえでも,その原因の特定は緊急を要する.

参考文献

1)西郷勝康,迫田裕之,増田由佳子:EDTA依存性偽性血小板減少症の臨床と検査.臨病理 53:646-653,2005
2)千葉直子:熱傷例における血小板数測定.Med Technol 37:1421(臨時増刊号 日当直 これだけは知っておきたい 緊急検査マニュアル),2009
3)岡田定:血小板減少症.血算の読み方・考え方,医学書院,pp124-143,2011
4)千葉拓也,栁本実,鈴木啓二朗,他:PLT異常低値に遭遇したとき.日検血会誌 15:412-421,2014

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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