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増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ Ⅲ章 報告前に必要なチェック 〔一般検査〕
便ヘモグロビン検査
著者: 岡田茂治1
所属機関: 1埼玉県立がんセンター検査技術部
ページ範囲:P.1127 - P.1129
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便中にみられる出血の検出は,食道・胃・十二指腸・小腸(空腸・回腸に区別)・大腸(結腸・直腸)を含む消化管での出血を示唆する.便ヘモグロビン検査は,これら消化管のどこかで出血を起こしている状態を判断し,緊急性を要する疾患の診断や大腸内視鏡検査もしくは注腸X線造影検査が必要かの判断に必須の検査である.
便中にみられる出血の検出は,食道・胃・十二指腸・小腸(空腸・回腸に区別)・大腸(結腸・直腸)を含む消化管での出血を示唆する.便ヘモグロビン検査は,これら消化管のどこかで出血を起こしている状態を判断し,緊急性を要する疾患の診断や大腸内視鏡検査もしくは注腸X線造影検査が必要かの判断に必須の検査である.
参考文献
1)浦部晶夫,島田和幸,川合眞一:今日の治療薬2015 解説と便覧,南江堂,2015
2)羽鳥文麿,五十嵐隆:小児救急医療 小児科臨床ピクシス1,中山書店,2008
3)岡田茂治:基礎から学ぼう一般検査 便潜血検査.検と技 42:686-692,2014
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