icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査59巻11号

2015年10月発行

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

Ⅲ章 報告前に必要なチェック 〔一般検査〕

便ヘモグロビン検査

著者: 岡田茂治1

所属機関: 1埼玉県立がんセンター検査技術部

ページ範囲:P.1127 - P.1129

文献概要

緊急性

 便中にみられる出血の検出は,食道・胃・十二指腸・小腸(空腸・回腸に区別)・大腸(結腸・直腸)を含む消化管での出血を示唆する.便ヘモグロビン検査は,これら消化管のどこかで出血を起こしている状態を判断し,緊急性を要する疾患の診断や大腸内視鏡検査もしくは注腸X線造影検査が必要かの判断に必須の検査である.

参考文献

1)浦部晶夫,島田和幸,川合眞一:今日の治療薬2015 解説と便覧,南江堂,2015
2)羽鳥文麿,五十嵐隆:小児救急医療 小児科臨床ピクシス1,中山書店,2008
3)岡田茂治:基礎から学ぼう一般検査 便潜血検査.検と技 42:686-692,2014

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら