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文献詳細

雑誌文献

臨床検査59巻11号

2015年10月発行

文献概要

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ Ⅲ章 報告前に必要なチェック 〔一般検査〕

髄液検査

著者: 石山雅大1

所属機関: 1弘前市立病院臨床検査科

ページ範囲:P.1130 - P.1133

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緊急性

 髄液検査は脳・脊髄腔内の病態を知るうえで,重要な検査である.その適応は,感染症や出血性疾患,脱髄疾患,腫瘍性疾患など多岐にわたる1).脳炎や髄膜炎では死亡率や後遺症が残る率が高く,検査結果によって治療が左右される.このため日当直においても迅速で正確な判断が求められる.

参考文献

1)日本臨床衛生検査技師会:髄液検査法2002,日本臨床衛生検査技師会,2002
2)日本臨床衛生検査技師会:髄液検査技術教本,丸善出版,2015
3)Brunzel NA(著),池本正生,深津敦司,芝紀代子(監訳):ブルンツェルン 尿・体液検査─基礎と応用,西村書店,pp233-245,2007
4)田中雅美,宿谷賢一:髄液検査の保存方法.Med Technol 42:441-443,2014
5)細胞検査士会:細胞診標本作製マニュアル(体腔液),2008
6)石山雅大,奈良豊:髄液.一般検査ポケットマニュアル(伊藤機一,高橋勝幸監修,菊池春人,矢内充,油野友二編),羊土社,pp106-128,2009
7)「細菌性髄膜炎診療ガイドライン」作成委員会:細菌性髄膜炎診療ガイドライン2014,南江堂,2015

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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