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文献詳細

雑誌文献

臨床検査59巻11号

2015年10月発行

文献概要

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ Ⅲ章 報告前に必要なチェック 〔生化学検査〕

電解質—Na,K,Cl

著者: 猪田猛久1

所属機関: 1公益財団法人天理よろづ相談所病院臨床検査部

ページ範囲:P.1152 - P.1159

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緊急性

 一般的に,細胞は至適の電解質濃度の環境下でなければ生存できない.したがって,生体は電解質を至適濃度に保つために極めて巧妙に調節している.この調節機構が破綻すると生命の危険に及ぶことになる.

参考文献

1)清宮正徳,工藤ひろみ,鈴木芳武,他:採血に起因する血中カリウム偽高値の出現機序と,回避方法に関する検討.日臨検自動化会誌 34:839-844,2009
2)馬場ひさみ,徳竹孝好,中田昭平,他:血小板数増加が血清カリウム値に与える影響─EDTA-2Na加血漿を用いる補正方法についての検討.日臨検自動化会誌 35:304-309,2010
3)塚原知樹:水,ナトリウム代謝の読み方.臨検 58:787-792,2014
4)日本臨床検査自動化学会科学技術委員会:極端値・パニック値対応マニュアル.日臨検自動化会誌 30(Suppl.1):26-45,2005
5)池田まり子,鶴岡秀一:高ナトリウム血症/低ナトリウム血症.腎と透析 74増刊:119-122,2013
6)長谷川元,田山陽資,岡崎晋平:高カリウム血症/低カリウム血症.腎と透析 74増刊:123-129,2013
7)木村秀樹:カリウムの読み方.臨検 58:793-800,2014

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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