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文献詳細

雑誌文献

臨床検査59巻11号

2015年10月発行

文献概要

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ Ⅲ章 報告前に必要なチェック 〔免疫血清検査〕

プロカルシトニン

著者: 蓑田誠治1

所属機関: 1山口県厚生農業協同組合連合会 周東総合病院 研究検査科

ページ範囲:P.1236 - P.1240

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緊急性

 プロカルシトニン(procalcitonin:PCT)値は,主に救急医療の現場でウイルス感染か細菌感染かを判別する早期診断マーカーに利用されている.敗血症の疑いなどで測定され,細菌性とわかれば,より早期に的確な抗菌薬を投与でき,患者の予後に大きく影響するため重要な検査である1,2)

参考文献

1)久志本成樹:トピックス 細菌性敗血症の診断 プロカルシトニン.臨病理レビュー 147:202-208,2011
2)高城一郎,岡山昭彦:細菌感染症診断とプロカルシトニン.臨床病理 58:517-522,2010
3)蓑田誠治,倉田哲一,藤本里枝,他:プロカルシトニン測定の有用性と臨床的問題点の検討.日臨検自動化会誌 39:335-340,2014
4)日本集中治療医学会Sepsis Registry委員会:日本版敗血症診療ガイドライン.日集中医誌 20:124-173,2013

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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