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文献詳細

雑誌文献

臨床検査59巻11号

2015年10月発行

文献概要

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ Ⅲ章 報告前に必要なチェック 〔超音波検査〕

腹部超音波

著者: 小山里香子1 竹内和男1

所属機関: 1国家公務員共済組合連合会虎の門病院消化器内科

ページ範囲:P.1322 - P.1329

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はじめに

 緊急検査として腹部超音波検査(ultrasonography:US)を施行する場合の主訴は,腹痛,肝障害・黄疸,発熱・炎症反応高値などが多い.このような病態を示す疾患を表1に示す.

 本稿では,診断にあたって知っておかなければならない超音波所見とポイントを述べる.なお,検査にあたっては,問題部位だけでなく,腹部全般の検索を心掛けるようにすることが大切である.

参考文献

1)関根智紀,土居忠文,佐久間浩,他:腹部超音波テキスト(日本超音波検査学会監修),医歯薬出版,2007
2)岡庭信司:胆道疾患.レジデント(竹内和男編)4(12),医学出版,pp15-21,2011
3)跡見裕,秋本伸,伊東紘一,他:実践エコー診断(日本医師会編),医学書院,2001
4)亀岡信悟,梅田悦生,滝口進,他:当直医実践マニュアル,南江堂,2008

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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