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今月の特集2 血算値判読の極意
白血球数と白血球分画
著者: 須永眞司1
所属機関: 1東都文京病院 内科
ページ範囲:P.166 - P.172
文献購入ページに移動●白血球数が増減していたら次に白血球分画をみて,どの分画が増減しているのかを見極める.
●白血球分画の増減は比率ではなく,絶対数(白血球数×分画比率)で評価する必要がある.
●白血球数の変化を起こす疾患・病態は非常に多岐にわたる.その鑑別には,血球の形態やヘモグロビン値の増減の有無,血小板数の増減の有無が参考になる場合がある.
●白血球分画の増減は比率ではなく,絶対数(白血球数×分画比率)で評価する必要がある.
●白血球数の変化を起こす疾患・病態は非常に多岐にわたる.その鑑別には,血球の形態やヘモグロビン値の増減の有無,血小板数の増減の有無が参考になる場合がある.
参考文献
1)通山薫:血算・血液一般検査.臨床検査のガイドライン JSLM2012(日本臨床検査医学会ガイドライン作成委員会編),宇宙堂八木書店,pp22-26,2012
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3)松村到:造血のしくみ.内科学 第10版(矢�義雄編),朝倉書店,pp1876-1881,2013
4)松村到:慢性骨髄性白血病.血液専門医テキスト(日本血液学会編),南江堂,pp209-216,2011
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8)黒川清:高カリウム血症.水・電解質と酸塩基平衡 改訂第2版,南江堂,pp58-63,2004
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