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検査説明Q&A・2
肝細胞癌においてAFP値とPIVKA-II値が同じ動きをしません.データの解釈を教えてください
著者: 日高裕介1
所属機関: 1自治医科大学附属病院 臨床検査部
ページ範囲:P.188 - P.190
文献購入ページに移動■肝細胞癌と腫瘍マーカー
肝細胞癌における肝腫瘍マーカーはAFP(α-fetoprotein),PIVKA-Ⅱ(protein induced by vitamin K absence or antagonist-Ⅱ),AFPレクチン分画(lens culinaris agglutinin-reactive fraction of AFP:AFP-L3 fraction)の3項目が日常診療でよく測定されている.肝細胞癌の診断,治療効果判定,再発の診断補助および悪性度評価にはそれぞれのマーカーの感度と特異性が大きな問題となる.各マーカーの特性を理解することが重要である.
肝細胞癌における肝腫瘍マーカーはAFP(α-fetoprotein),PIVKA-Ⅱ(protein induced by vitamin K absence or antagonist-Ⅱ),AFPレクチン分画(lens culinaris agglutinin-reactive fraction of AFP:AFP-L3 fraction)の3項目が日常診療でよく測定されている.肝細胞癌の診断,治療効果判定,再発の診断補助および悪性度評価にはそれぞれのマーカーの感度と特異性が大きな問題となる.各マーカーの特性を理解することが重要である.
参考文献
1)Mita Y, Aoyagi Y, Yanagi M, et al:The usefulness of determining des-gamma-carboxy prothrombin by sensitive enzyme immunoassay in the early diagnosis of patients with hepatocellular carcinoma. Cancer 82:1643-1648,1998
2)白鳥康史:第261回日本消化器病学会関東支部例会ランチョンセミナー記録集,2000
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