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今月の特集1 検査システムの更新に備える
扉
著者: 三浦純子
所属機関:
ページ範囲:P.209 - P.209
文献購入ページに移動 病院情報システムと検査部門システムはいつの間にか広く日本中に普及していました.それは,あたかも“空気”のように自然であり,一度使い始めたら後戻りできません.例えば,後戻りを想像させる出来事として,システム障害があります.システム障害が短時間でも発生すると,検査オーダや検査予約,会計情報の伝達が紙運用になったり,検査結果の閲覧が電子カルテからできなくなったりして病院中大混乱となり,私たちはシステムの重要さを再認識させられます.いったん導入すると5年から遅くても8年後には必ず更新が必要となり,今のところ逃れる術がありません.何度も訪れるその更新に私たちは常に備えを固めなくてはなりません.どうせなら,更新を業務改善の大チャンスとして捉え,システム先進施設を完成,維持することをお勧めします.本特集がそのお役に立てたら光栄の極みです.
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