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今月の特集1 検査システムの更新に備える
検体検査システムの導入による検査室運営の質改善と稼働維持
著者: 三浦ひとみ1
所属機関: 1東京女子医科大学病院 中央検査部
ページ範囲:P.217 - P.223
文献購入ページに移動●検査室の質改善のために,さまざまな視点から検体検査システム(LIS)を活用した機能を構築できる.
●LIS導入のためのメーカー選択の際には,はじめに検査室としての要求事項を明確にし,より具体的な提案を依頼することが望ましい.
●導入時の体制では,個別要望の集約と情報共有を行いながら,全体の進捗管理を行うことが重要である.
●セキュリティー対策や稼働後の維持体制なども導入前に確認しておくことが必要である.
●LIS導入のためのメーカー選択の際には,はじめに検査室としての要求事項を明確にし,より具体的な提案を依頼することが望ましい.
●導入時の体制では,個別要望の集約と情報共有を行いながら,全体の進捗管理を行うことが重要である.
●セキュリティー対策や稼働後の維持体制なども導入前に確認しておくことが必要である.
参考文献
1)山上浩志,大江和彦:標準臨床検査マスターのコード充足性に関する定量的評価.医療情報学 33:139-150,2013
2)厚生労働省:医療情報システムの安全管理に関するガイドライン第4.2版,2013(http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000026087.pdf)
3)中村清忠:臨床検査室の品質マネジメントシステム.生物試料分析 34:265-272,2011
4)早川富雄:検査システムを活用した自動分析装置の精度管理─CNA-Netを活用した精度管理の実践─.Sysmex J Web 12:1-11,2011
5)古田伸行:完全電子化病院における臨床検査システムについて.臨病理 54:139-144,2006
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