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今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識
輸血の有害事象,対応はどうなっていますか
著者: 藤井康彦1
所属機関: 1山口大学附属病院輸血部/再生・細胞治療センター
ページ範囲:P.275 - P.279
文献購入ページに移動●輸血当直業務は単に検査を行うのではなく,検査結果に基づいて適切な血液製剤を選択して供給する業務である.
●安全な血液製剤を選択するためには,輸血過誤を含めた輸血有害事象の知識が不可欠である.
●輸血が原因の可能性がある重篤な有害事象が発生した場合は,迅速に原因製剤の回収を行い赤十字血液センターへ報告を行う.
●安全な血液製剤を選択するためには,輸血過誤を含めた輸血有害事象の知識が不可欠である.
●輸血が原因の可能性がある重篤な有害事象が発生した場合は,迅速に原因製剤の回収を行い赤十字血液センターへ報告を行う.
参考文献
1)藤井康彦,下平滋隆,松崎浩史,他:輸血副反応ガイド,日本輸血・細胞治療学会,2014
2)藤井康彦,下平滋隆,田崎哲典,他:医薬品・医療機器等レギュラトリーサイエンス総合研究事業 研究報告書別冊 安全な輸血療法ガイド,山口大学医学部附属病院輸血部,2012
3)医薬品医療機器総合機構:医薬関係者の皆様へ(副作用・感染症・不具合報告のお願い),2003(http://www.info.pmda.go.jp/info/houkoku.html)
4)医薬品医療機器総合機構:医薬品副作用被害救済制度(http://www.pmda.go.jp/kenkouhigai/help.html)
5)医薬品医療機器総合機構:生物由来製品感染等被害救済制度(http://www.pmda.go.jp/kenkouhigai/kansen.html)
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