文献詳細
検査説明Q&A・4
血液製剤の保存温度と血小板製剤を振とう保存する理由を教えてください.また,保冷庫における保管管理を教えてください.
著者: 岸野光司1
所属機関: 1自治医科大学附属病院 輸血・細胞移植部
ページ範囲:P.371 - P.373
文献概要
日本赤十字血液センターより血液製剤が納品された際は,輸血バッグ破損,溶血の有無,細菌汚染による色調変化など外観を確認後,①赤血球製剤は2〜6℃で保存,②血小板(platelet concentrate:PC)製剤は20〜24℃で水平振とう保存,③新鮮凍結血漿製剤は−20℃以下の適正な保存温度で出庫まで専用保冷庫に保存する.
参考文献
掲載誌情報