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文献詳細

雑誌文献

臨床検査59巻8号

2015年08月発行

文献概要

今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

感染症法によるサーベイランス事業

著者: 大石和徳1

所属機関: 1国立感染症研究所感染症疫学センター

ページ範囲:P.802 - P.808

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Point

●感染症サーベイランスの目的は,収集した感染症情報を解析し,発生動向の監視,疾病対策の評価,発生動向の予測を行うことである.

●病原体の感染力と,罹患した場合の疾患の重篤度などから,感染症は1〜5の類型に分類されており,2015年1月の時点では110疾患が届け出疾患となっている.

●インフルエンザサーベイランスでは,約5,000の医療機関からなるインフルエンザ定点からの患者数が集計され,ウイルス検査は,地方衛生研究所,国立感染症研究所などで実施されている.

参考文献

1)国立感染症研究所:今冬のインフルエンザの発生動向(2013/14シーズン),2014(http://www.nih.go.jp/niid/images/idsc/disease/influ/fludoco1314.pdf)
2)国立感染症研究所:今冬のインフルエンザの発生動向(2014/15シーズン),2015(http://www.nih.go.jp/niid/images/idsc/disease/influ/fludoco1415.pdf)
3)河原隆二,青柳哲史,高橋弘毅,他:〈速報〉2013年度の侵襲性肺炎球菌感染症の患者発生動向と成人患者由来の原因菌の血清型分布─成人における血清型置換(serotype replacement)について.IASR 35:179-181,2014

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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