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文献詳細

雑誌文献

臨床検査59巻9号

2015年09月発行

文献概要

今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

自施設で病院をもたない施設の臨地実習

著者: 伊藤昭三1

所属機関: 1新渡戸文化短期大学臨床検査学科

ページ範囲:P.906 - P.911

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Point

●臨地実習の事務手続き・教育指導は,送り出す側の教育現場と,引き受ける側の臨地実習施設の間での緊密な連携が要となる.

●臨地実習ガイドライン(シラバス)は,実習の基本型を示しつつ,施設の特長を生かしたものを作成すべきである.

●臨地実習の評価は,各施設の検査室の検査範囲が異なる場合や,検査室の規模,技師数および実習期間が異なる場合があるため,標準化できない.

●教育現場から臨地実習施設へ訪問することがあるが,実習生の実習態度がみえないため,臨地実習先に指導をお願いするほかない.今後,施設先の業務に支障がないようにしながらも,教員も指導できる体制作りが重要である.

参考文献

1)日本臨床衛生検査技師会生涯教育・研修制度委員会:臨床検査技師教育 臨地実習ガイドライン2013 第2版,日本臨床衛生検査技師会,2013

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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