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文献詳細

雑誌文献

臨床検査6巻11号

1962年11月発行

文献概要

技術解説

糖タンパク質の定量法

著者: 紺野邦夫1

所属機関: 1東大医学部生化学教室

ページ範囲:P.739 - P.742

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はじめに
 タンパク質とタンパク以外の物質とが結合しているものを複合タンパク質と呼んでいる。結合物質が糖質の場合,これを糖タンパク質と称する。血清タンパク質中にも糖と結合したタンパクが存することは昔から知られていた。そしてその結合の様式についてもいろいろと研究され,また結合の強さに従った分類等も試みられている。また血液中の糖タンパク質の起源,分析,その生理的意義,病気との関係等いまだ解決されてない問題が山ほどあり,それらに関する綜説も多く発表されている。ここではそのようなことには触れず,糖タンパク質,特に血清中の糖タンパク質の定量法について述べることにする。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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