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文献詳細

雑誌文献

臨床検査6巻2号

1962年02月発行

文献概要

技術解説

17-オキシコルチコイド(17-OHCS)の測定法およびその検討

著者: 工藤愛子1 塩谷実枝子1 酒井むつ子1

所属機関: 1慶大医学部中央検査室臨床化学科

ページ範囲:P.95 - P.101

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 尿中総170HCSの測定法はペーマクロマト法を除いては主にブタノール抽出法とβ-glucuronidaseによる法が行なわれていると思われる。Reddy-Jenkins法1)によるブタノール抽出法は,chromogenが影響して比色時盲検値が高くなることがしばしば生じ,またブタノール精製の繁雑さ等があったので,私どもはβ-glucuronidaseによるクロロホルム抽出による尿中170HCSの測定について検討した。β-glucuronidaseはP. Bernfeld,W. H. Fishman2)の報告している方法によってcalf liverから調整して使用した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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