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ハインツ小体の染色
著者: 石津澄子1
所属機関: 1全国労働衛生協会研究調査部
ページ範囲:P.103 - P.106
文献購入ページに移動はじめに
1890年,R.Heinzがフェニールヒドラジン中毒ウサギの赤血球に高度な光屈折性のボタンのごとき小体を見出し,その染色所見からこの小体をBlaukörperと名づけたのは,これがブリラントクレシール青,ニール青,メチル紫などの塩基性色素に好染し,青色の丸い小体としてみられたからである。
従って,現在でもハインツ小体(Heinz Body)の染色には上記の塩基性色素が用いられ,超生体染色,固定染色で検出されている。
1890年,R.Heinzがフェニールヒドラジン中毒ウサギの赤血球に高度な光屈折性のボタンのごとき小体を見出し,その染色所見からこの小体をBlaukörperと名づけたのは,これがブリラントクレシール青,ニール青,メチル紫などの塩基性色素に好染し,青色の丸い小体としてみられたからである。
従って,現在でもハインツ小体(Heinz Body)の染色には上記の塩基性色素が用いられ,超生体染色,固定染色で検出されている。
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