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文献詳細

雑誌文献

臨床検査6巻2号

1962年02月発行

文献概要

技術解説

ハインツ小体の染色

著者: 石津澄子1

所属機関: 1全国労働衛生協会研究調査部

ページ範囲:P.103 - P.106

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はじめに
 1890年,R.Heinzがフェニールヒドラジン中毒ウサギの赤血球に高度な光屈折性のボタンのごとき小体を見出し,その染色所見からこの小体をBlaukörperと名づけたのは,これがブリラントクレシール青,ニール青,メチル紫などの塩基性色素に好染し,青色の丸い小体としてみられたからである。
 従って,現在でもハインツ小体(Heinz Body)の染色には上記の塩基性色素が用いられ,超生体染色,固定染色で検出されている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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