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文献詳細

雑誌文献

臨床検査6巻2号

1962年02月発行

文献概要

私の工夫

ポリエチレン管による複雑なガラス曲管のあか落し法

著者: 長谷川博1

所属機関: 1国立東京第二病院外科

ページ範囲:P.145 - P.145

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 Van Slyke,Natelson等のガス分析器のガラス管壁,膨大部にあか,流パラ滴がつくと薬液による洗浄だけではなかなかとれず,業者は適当なところでガラス管を切断してあかを落し,あとでうまくつなぐこともあるようです。
 私の経験でも荷札用の針金とか糸をつけた縫針でまず糸を誘導し,更にこの糸で細長ガーゼを管内に引き込んで清拭したことがありますが,はだかの金属は精密なガラス器具には禁物で,微細なかどが容易に欠けたり針金や針が取り出せなくなったりします。そこで静脈切開用として外科小児科に常備してある外径2mm前後のポリエチレン管(以下ポリ管と省略)による安全簡単な清浄法を御紹介しましょう。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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