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今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る
扉
著者: 岩田敏
所属機関:
ページ範囲:P.1079 - P.1079
文献購入ページに移動 感染症を適切に治療するためには,適切な診断を行い,病因を明らかにすることが重要です.感染症の病因診断のゴールドスタンダードは分離・培養検査ですが,細菌や真菌の培養には数日間を要しますし,ウイルスは細胞培養が必要であるため,一般の臨床検査室レベルでは検査が行われていないのが現状です.ベッドサイドあるいは臨床検査室で行われる迅速診断検査は,感度/特異度やコストの点で問題がある場合もありますが,感染症を迅速に診断して,早期から適切な治療を開始するために有用な検査です.
本特集では,感染症診断のための迅速検査,特にPOCT(point of care testing)を取り上げ,検査結果の評価,臨床への適切な応用と今後の可能性について,専門家の先生方に解説していただきました.
本特集では,感染症診断のための迅速検査,特にPOCT(point of care testing)を取り上げ,検査結果の評価,臨床への適切な応用と今後の可能性について,専門家の先生方に解説していただきました.
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