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増刊号 心電図が臨床につながる本。 Ⅰ章 心電図の記録と基本的な読み方の実際
心電図の基本的な読み方
著者: 中野由紀子1
所属機関: 1広島大学病院循環器内科
ページ範囲:P.1151 - P.1157
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心電図は大きく分けてP波,QRS波,T波から成り立っている.最初の陰性波をQ波,最初の陽性波をR波,2番目以降の陰性波をS波と呼ぶ.各波の名称と計測部位を図1に示す.それぞれの波の持続時間や波間の時間は,心臓の中の伝導時間に応じて正常値が決まっている.
心電図は大きく分けてP波,QRS波,T波から成り立っている.最初の陰性波をQ波,最初の陽性波をR波,2番目以降の陰性波をS波と呼ぶ.各波の名称と計測部位を図1に示す.それぞれの波の持続時間や波間の時間は,心臓の中の伝導時間に応じて正常値が決まっている.
参考文献
1)井上博,村川裕二(編):不整脈学 オンラインアクセス権付.南江堂,2012
2)Dale Dubin(著),高橋尚彦(訳):イオン・アドベンチャー 心臓電気生理学の臨床をひもとく,分子イオンチャネル世界の魅惑の冒険.文光堂,2008
3)渡辺重行,山口巖(編):心電図の読み方パーフェクトマニュアル—理論と波形パターンで徹底トレーニング! 羊土社,2006
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