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文献詳細

雑誌文献

臨床検査60巻11号

2016年10月発行

文献概要

増刊号 心電図が臨床につながる本。 Ⅲ章 波形からみた心電図[2] 不整脈関連Plus

頻脈—QRS幅が狭い頻拍の心電図の読み方

著者: 山根禎一1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学循環器内科

ページ範囲:P.1246 - P.1253

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症例1:発作性上室頻拍

Overview

この心電図をどう読むか

 心拍数が約250/分程度のnarrow QRS頻拍であり,R-R間隔は規則正しい.

 上室性頻拍であることは間違いない.心房の興奮がどうなっているのかを知るためにP波を探すが,明らかなP波が存在していない.P波がみえないことがこのタイプの頻拍の大きな特徴である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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