文献詳細
増刊号 心電図が臨床につながる本。
pickup!
文献概要
Point
●抗不整脈薬はイオンチャネルの直接阻害や交感神経・副交感神経遮断などによって効果を発揮する.
●抗不整脈薬には,徐脈,心機能低下,催不整脈作用などの注意すべき副作用が存在する.
●抗不整脈薬の開始前・使用中は有効性や副作用の有無を確認するために,定期的な心機能や肝腎機能を含めた評価・検査が必要である.
●抗不整脈薬はイオンチャネルの直接阻害や交感神経・副交感神経遮断などによって効果を発揮する.
●抗不整脈薬には,徐脈,心機能低下,催不整脈作用などの注意すべき副作用が存在する.
●抗不整脈薬の開始前・使用中は有効性や副作用の有無を確認するために,定期的な心機能や肝腎機能を含めた評価・検査が必要である.
参考文献
1)Vaughan Williams EM:Classification of anti-arrhythmic drugs. In: Symposium on Cardiac Arrhythmias (Sandfte E, Flensted-Jensen E, Olesen KH eds.), AB Astra, Sweden, Södertälje,pp449-472,1970
1)日本循環器学会,日本小児循環器学会,日本心臓病学会,他:循環器病の診断と治療に関するガイドライン(2008年度合同研究班報告) 不整脈薬物治療に関するガイドライン(2009年改訂版),2009(http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2009_kodama_h.pdf)
2)日本循環器学会,日本心臓病学会,日本心電学会,他:循環器病の診断と治療に関するガイドライン(2012年度合同研究班報告) 心房細動治療(薬物)ガイドライン(2013年改訂版),2013(http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2013_inoue_h.pdf)
3)日本循環器学会,日本TDM学会:日本循環器学会/日本TDM学会合同ガイドライン(2013-2014年度合同研究班報告) 2015年版循環器薬の薬物血中濃度モニタリングに関するガイドライン,2015(http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2015_aonuma_h.pdf)
掲載誌情報