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文献概要
増刊号 心電図が臨床につながる本。 Ⅳ章 症状からみた心電図
動悸・息切れ
著者: 高橋良英1
所属機関: 1独立行政法人国立病院機構災害医療センター循環器内科
ページ範囲:P.1295 - P.1300
文献購入ページに移動動悸・息切れとは
「動悸」と表現される症状には,いくつかの種類が存在する.主に,①脈拍数が高いときに感じる動悸,②脈のリズムが不整のために感じる動悸,③脈拍数は普通でリズムも整にもかかわらず感じる動悸,である.息切れを同時に認める場合は不整脈疾患,心不全,呼吸器疾患が原因となり,心負荷や低酸素血症を伴っていることが多く,心因性の動悸では息切れを伴うことはまれである.
「動悸」と表現される症状には,いくつかの種類が存在する.主に,①脈拍数が高いときに感じる動悸,②脈のリズムが不整のために感じる動悸,③脈拍数は普通でリズムも整にもかかわらず感じる動悸,である.息切れを同時に認める場合は不整脈疾患,心不全,呼吸器疾患が原因となり,心負荷や低酸素血症を伴っていることが多く,心因性の動悸では息切れを伴うことはまれである.
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