icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査60巻11号

2016年10月発行

増刊号 心電図が臨床につながる本。

Ⅳ章 症状からみた心電図

動悸・息切れ

著者: 高橋良英1

所属機関: 1独立行政法人国立病院機構災害医療センター循環器内科

ページ範囲:P.1295 - P.1300

文献概要

動悸・息切れとは

 「動悸」と表現される症状には,いくつかの種類が存在する.主に,①脈拍数が高いときに感じる動悸,②脈のリズムが不整のために感じる動悸,③脈拍数は普通でリズムも整にもかかわらず感じる動悸,である.息切れを同時に認める場合は不整脈疾患,心不全,呼吸器疾患が原因となり,心負荷や低酸素血症を伴っていることが多く,心因性の動悸では息切れを伴うことはまれである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら