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文献詳細

雑誌文献

臨床検査60巻13号

2016年12月発行

文献概要

今月の特集1 認知症待ったなし!

認知症の概念と現状

著者: 浦上克哉1

所属機関: 1鳥取大学医学部保健学科生体制御学講座・環境保健学分野

ページ範囲:P.1508 - P.1512

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Point

●認知症は,一度発達した認知機能が後天的な障害によって持続的に低下し,日常生活や社会生活に支障をきたすようになった状態をいう.

●認知症をきたす疾患は多くあるが,Alz-heimer型認知症が約7割を占める.

●認知症の診断には臨床検査が必要であり,認定認知症領域検査技師の活躍が期待される.

参考文献

1)浦上克哉:痴呆症の治療意義と適切なケアについて 主治医意見書のポイントを含めて.癌と化療 30(suppl1):49-53,2003
2)浦上克哉,谷口美也子,佐久間研司,他:アルツハイマー型痴呆の遺伝子多型と簡易スクリーニング法.老年精医誌 13:5-10,2002
3)浦上克哉:これでわかる認知症診療 改訂第2版.南江堂,pp47-70,2012

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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