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今月の特集2 smartに実践する検体採取
—採取条件が検査結果に及ぼす影響①—糞便検査における検体採取
著者: 松田圭二1 岡本耕一1 土屋剛史1 藤井正一1 野澤慶次郎1 橋口陽二郎1
所属機関: 1帝京大学医学部外科
ページ範囲:P.306 - P.314
文献購入ページに移動●スワブを用いて直接患者から糞便を採取する際は,直腸肛門部の解剖を理解しておく必要がある.
●気を付けるべき点は,直腸穿孔と腟への誤挿入である.臀部をよく開いて肛門を直接観察しながらスワブを挿入することが大切である.
●抗菌薬投与前に検査を行うのが原則である.
●糞便を採取したら,可及的速やかに検査室へ提出する.
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