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今月の特集1 血漿蛋白—その病態と検査
キャピラリー電気泳動による蛋白分画の実際
著者: 東真理子1
所属機関: 1横浜市立大学附属病院臨床検査部
ページ範囲:P.362 - P.368
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●キャピラリー電気泳動(CE)法ではβ位が二峰性になる.
●CE法では造影剤がピークとして検出されるので,単クローン性免疫グロブリン(M蛋白)と間違わないように注意が必要である.
●CE法ではイムノタイピングによってM蛋白の鑑別が可能である.
●キャピラリー電気泳動(CE)法ではβ位が二峰性になる.
●CE法では造影剤がピークとして検出されるので,単クローン性免疫グロブリン(M蛋白)と間違わないように注意が必要である.
●CE法ではイムノタイピングによってM蛋白の鑑別が可能である.
参考文献
1)藤田清貴:セルロースアセテート膜電気泳動による血清蛋白分画検査法.臨床検査法提要 改訂第32版(金井正光編),金原出版,pp481-486,2005
2)伊藤喜久:キャピラリー電気泳動法による血清蛋白分画とその応用.Med Technol 39:278-284,2011
3)山田秀雄,古田格,河合忠:IgD型骨髄腫—自験3剖検例と本邦症例の文献的考察.臨血 12:513-525,1971
4)神野正敏,大竹茂樹,岡藤和博,他:膵に腫瘤形成を認めたIgD骨髄腫の1例.臨血 29:2312-2316,1988
5)白井拓史,橋爪一光,笠松紀雄,他:胸水中に骨髄腫細胞を認めたBence-Jones蛋白λ型多発性骨髄腫の1例.日呼吸会誌 36:176-181,1998
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