文献詳細
文献概要
今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断
—腎生検による組織検査法①—光学顕微鏡検査と電子顕微鏡検査
著者: 岡村卓哉1 古谷津純一1 上田善彦1
所属機関: 1獨協医科大学越谷病院病理診断科
ページ範囲:P.650 - P.657
文献購入ページに移動●腎生検は,光学顕微鏡検査,蛍光抗体法,電子顕微鏡検査の所見を合わせて診断する.
●腎生検では糸球体が10個以上採取されていることが望まれる.また,髄質も含まれていることも診断上で重要である.
●腎生検で良質な標本を作製するには,検体の切り分けから固定,染色に至るまでの工程で細心の注意が必要である.
参考文献
掲載誌情報