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文献詳細

雑誌文献

臨床検査60巻8号

2016年08月発行

文献概要

今月の特集2 キャリアデザイン

認定血液検査技師・骨髄検査技師

著者: 根来利次1 杉本圭輔1 寺内翔1 筒井義和1 和田栗啓方1 岡田由香里2 谷内亮水2 町田拓哉3 今井利3

所属機関: 1高知県・高知市病院企業団立高知医療センターSRL検査室 2高知県・高知市病院企業団立高知医療センター医療技術局 3高知県・高知市病院企業団立高知医療センター血液内科・輸血科

ページ範囲:P.878 - P.884

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Point

●臨床検査の全分野で検査の専門性が問われる時代である.

●標準化された血液検査結果が求められる.

●骨髄検査技師制度研修指定施設を紹介する.

●認定血液検査技師・骨髄検査技師は,血液疾患の診断〔世界保健機関(WHO)分類など〕に必要な骨髄の細胞分類,細胞所見を高い精度で判定でき,診断医と協調して報告書が発行できる.

参考文献

1)根来利次:第13回日本検査血液学会学術集会 市民フォーラム「移植チームにおける臨床検査技師の役割」,2012
2)日本検査血液学会(編):スタンダード検査血液学 第3版 CD-ROM付,医歯薬出版,2014
3)矢冨裕,増田亜希子,常名政弘(編):血液形態アトラス.検と技 43:829-1084,2015
4)押味和夫(監),木崎昌弘,田丸淳一(編):WHO分類第4版による白血病・リンパ系腫瘍の病態学,中外医学社,2009
5)Swerdlow SH, Campo E, Harris NL, et al:WHO classification of tumors of haematopoietic and lymphoid tissues, 4th ed. IARC, Lyon, 2008
6)Bennett JM, Catovsky D, Daniel MT, et al:Proposals for the classification of the acute leukaemias. French-American-British (FAB) co-operative group. Br J Haematol 33:451-458,1976
7)東克巳:骨髄検査技師に求められる知識とスキル—試験の概要.日検血会誌 16:360-365,2015
8)徳竹孝好:僕はこうして骨髄認定技師に合格しました.日検血会誌 16:366-370,2015
9)清家康子:第48回中四国支部医学検査学会 シンポジウム「骨髄検査技師について」,2015
10)日本検査血液学会ホームページ(http://www.jslh.com/)
11)根来利次:検査データに対する付加価値の実践.検と技 27:1034-1035,1999

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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