icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査60巻8号

2016年08月発行

文献概要

今月の特集2 キャリアデザイン

超音波検査士(腹部領域)

著者: 木下博之1

所属機関: 1紀南病院中央臨床検査部

ページ範囲:P.890 - P.895

文献購入ページに移動
Point

●超音波検査士(腹部領域)は専門性の高い医療職のなかでも,限定された領域に特化された,より専門性の高い資格である.

●資格取得は一定能力(技術・知識)の保有を担保する指標であり,スタートラインである.将来において有益なキャリアデザインができるかは個々人の努力次第である.

●スキルアップ,キャリアアップは個人で実践することであるが,それを検査室の業務に反映させることが検査室の機能向上や付加価値の上昇につながる.

●資格所得までに必要な勉強は,臨床領域(消化器領域)の知識と医用超音波の基礎を身につけることと,超音波検査実績の抄録作成である.

参考文献

1)大久保幸夫:日本型キャリアデザインの方法—「筏下り」を経て「山登り」に至る14章,日本経団連出版,2010
2)日本超音波医学会(編):新超音波医学 第2巻 消化器,医学書院,2000
3)日本超音波検査学会(監),関根智紀,南里和秀(編):日超検 腹部超音波テキスト 第2版,医歯薬出版,2014
4)甲子乃人:コンパクト超音波シリーズvol.6 超音波の基礎と装置 三訂版,ベクトル・コア,2006
5)日本超音波医学会(編):超音波検査士・超音波指導検査士認定試験問題集 第4版,医歯薬出版,2015

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?