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雑誌詳細

文献概要

増刊号 呼吸機能検査 BASIC and PRACTICE Part3 フィジカルサイン&病態で読み解く呼吸器疾患 1.閉塞性換気障害

気管支喘息

著者: 櫻井由子1 巽浩一郎1

所属機関: 1千葉大学大学院医学研究院呼吸器内科学

ページ範囲:P.1246 - P.1251

症例

 患者は31歳,男性.主訴は咳嗽・呼吸困難です.既往歴は特になく,喫煙歴はありません.現病歴はX年12月末から上気道炎の症状(微熱・喀痰・咳嗽・咽頭痛)が出現し,市販薬で軽快するも咳嗽が持続しました.その後,喘鳴・呼吸困難も出現し,症状が持続するため近医を受診され,精査目的にX+1年1月当院を紹介受診しました.

参考文献

1)駒瀬裕子,田畑雅央,中村陽一,他:気管支喘息の検査・診断.日臨 74:1628-1657,2016
2)山根章:肺機能(呼吸機能検査).診断と治療 100:731-737,2012
3)松永和人:典型的疾患から学ぶ呼吸機能(5)気管支喘息.呼吸 31:532-537,2012
4)日本アレルギー学会喘息ガイドライン専門部会:喘息予防・管理ガイドライン2015,協和企画,2015

掲載雑誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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