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文献詳細

雑誌文献

臨床検査61巻3号

2017年03月発行

文献概要

今月の特集1 血管を読み解く

目指せ! 血管診療技師(CVT)

著者: 小谷敦志123

所属機関: 1近畿大学医学部奈良病院臨床検査部 2近畿大学大学院医学研究科心臓血管外科学 3全国CVT連絡会/関西CVT連絡会

ページ範囲:P.260 - P.266

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Point

●血管診療技師(CVT)は“コメディカルとして,脈管領域の診療に従事するに必要な専門知識・技術をもった者を専門家として認定する”という趣旨で,2006年に血管診療技師認定機構によって発足した資格である.

●CVTの受験資格は,臨床検査技師・看護師・臨床工学技士・診療放射線技師・理学療法士は3年以上,准看護師は5年以上の実務経験を有していることである.

●CVT資格は5年ごとの資格更新制であり,その間に規定の単位を50単位以上取得する必要がある.

●CVTは,部門を超えチーム医療として密に連携し,それぞれの精度の高い情報を共有することで本来の力を発揮できる.

参考文献

1)松尾汎:Vascular Labとは?.Vascular Lab 1:12-19,2004
2)松尾汎:血管診療の現状.Vascular Lab別冊 図解血管診療テキスト(松尾汎監),メディカ出版,pp16-22,2015
3)小谷敦志:下肢静脈エコー.下肢動静脈エコー実践テキスト(重松宏,松尾汎編),南江堂,pp131-198,2008
4)松尾汎:脈管診療の現況.血管診療テキスト(松尾汎監).Vascular Lab 7増刊:6-14,2010
5)岩井武尚:血管診療技師.血管診療テキスト(松尾汎監).Vascular Lab 7増刊:20-27,2010
6)小谷敦志,平野豊,赤木将男,他:Vascular Laboratoryの現状と大学病院における課題.J Jpn Coll Angiol 47:601-605,2007
7)井上芳徳:血管診療技師の役割と将来展望.Vascular Lab別冊 図解血管診療テキスト(松尾汎監),メディカ出版,pp27-29,2015
8)血管診療技師認定機構(http://plaza.umin.ac.jp/cvt/)
9)関東CVT連絡会(http://us-lead.com/cvt_kanto/)
10)関西CVT連絡会(http://us-lead.com/cvt_kansai/)
11)北海道CVT連絡会(http://us-lead.com/cvt_hokkaido/)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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