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文献詳細

雑誌文献

臨床検査61巻3号

2017年03月発行

文献概要

今月の特集2 在宅現場でのPOCTへの期待

在宅医療現場での臨床検査実施の実例

著者: 久島和洋1

所属機関: 1医療法人鳥伝白川会ドクターゴン四島診療所

ページ範囲:P.296 - P.300

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Point

●POCTは在宅医療現場で非常に有用である.

●NT-proBNPを測定できるcobas h 232は,心不全の補助診断と除外診断に有用なPOCTである.

●cobas h 232を活用すれば,今まで救急搬送していた心不全疑いの患者が在宅療養を継続できる可能性が広がる.すなわち,不要不急の病院搬送を減らし,患者の通院負担の軽減や,病院救命救急センターの負担軽減に寄与する可能性がある.

参考文献

1)日本臨床検査自動化学会:POCTガイドライン 第3版,日臨検自動化会誌 38(Suppl1):3-116,2013
2)日本心不全学会:血中BNPやNT-proBNP値を用いた心不全診療の留意点について(http://www.asas.or.jp/jhfs/topics/bnp201300403.html)
3)畑吉節未,坂本秀生:〔2009年度 在宅医療助成 一般公募(後期)完了報告書〕在宅医療におけるポイント・オブ・ケア・テスティングの現状と有用性の検討,2011(http://www.zaitakuiryo-yuumizaidan.com/data/file/data1_20110413054947.pdf)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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