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文献概要
今月の特集2 膵臓の病気を見逃さない
超音波による膵の描出のポイントと典型像
著者: 紺野啓1
所属機関: 1自治医科大学臨床検査医学
ページ範囲:P.734 - P.741
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●膵臓は,周囲の血管を指標にして基本に忠実に描出すれば確実に描出ができる.
●膵臓は上腹部横走査を中心にし,縦走査も加えて観察する.
●炎症性疾患は周囲に随伴病変を伴いやすいため,それらも含めて評価する.
●腫瘍性疾患は多種多様であるので,それぞれの所見の特徴を理解する必要がある.
●膵臓は,周囲の血管を指標にして基本に忠実に描出すれば確実に描出ができる.
●膵臓は上腹部横走査を中心にし,縦走査も加えて観察する.
●炎症性疾患は周囲に随伴病変を伴いやすいため,それらも含めて評価する.
●腫瘍性疾患は多種多様であるので,それぞれの所見の特徴を理解する必要がある.
参考文献
1)紺野啓,榎真美子,石田秀明,他:腹部エコーの実際.基本をおさえる腹部エコー 撮りかた,診かた(谷口信行編),羊土社,pp41-106,2006
2)紺野啓:画像検査 超音波検査 上腹部の超音波検査.標準臨床検査学 生理検査学・画像検査学(矢冨裕,横田浩充監修,谷口信行編),医学書院,pp246-261,2011
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