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文献詳細

雑誌文献

臨床検査62巻6号

2018年06月発行

文献概要

検査説明Q&A・36

血液細胞抗原検査で,同系統の細胞に対する抗体の陽性率に乖離がみられます.どのような原因が考えられますか?

著者: 池本敏行1

所属機関: 1滋賀医科大学医学部附属病院

ページ範囲:P.767 - P.771

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 血液細胞の表面抗原解析において,同系統の細胞に対する陽性率に乖離がみられる原因として,以下のようなことを考慮する必要があります.

参考文献

1)平野正美(監),勝田逸郎,岡本昌隆,池本敏行,他(編):ビジュアル臨床血液形態学 改定第3版,南江堂,2012
2)田窪孝行,池本敏行,上田一仁,他:コールターEPICS Proflieフローサイトメータにより発見されたリンパ球OKT4エピトープ欠損.日臨検自動化会誌 16:45-47,1991
3)Tokito S, Kishi S, Yamamoto R, et al:Single amino acid substitution in the V3 domain of CD4 is responsible for OKT4 epitope deficiency. Immunogenetics 34:208-210,1991
4)日本臨床検査標準協議会血液検査標準化検討委員会フローサイトメトリーワーキンググループ:フローサイトメトリーによるCD34陽性細胞検出に関するガイドライン(JCCLS-H3-A V2.0)(http://jccls.org/techreport/05.html#04)(最終アクセス:2018年3月8日)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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