icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査63巻4号

2019年04月発行

文献概要

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ 4章 循環器疾患

急性心不全

著者: 吉川尚男1

所属機関: 1吉川内科医院

ページ範囲:P.422 - P.423

文献購入ページに移動
 心不全とは,心臓のポンプ機能の低下,それに起因する末梢循環障害によって起こる呼吸困難,浮腫,息切れ,倦怠感などさまざまな症状の症候群である.急性心不全は,代償機構によって心機能が維持されている状態において,その代償機構が何らかの要因によって破綻をきたして生じる.急性心不全を迅速,確実に診断して速やかに治療を開始することが重要であり,胸部X線検査,心電図検査,心エコー検査,血液検査,動脈血ガス分析などを用いて総合的に診断していく必要がある.

参考文献

●吉川尚男,鈴木真事:心不全.検と技 38:392-396,2010

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?