文献詳細
文献概要
今月の特集1 生理検査における医療安全
患者誤認を防ぐ
著者: 村上和司1
所属機関: 1香川大学医学部附属病院医療安全管理部
ページ範囲:P.694 - P.698
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●患者本人の確認は,患者自身にフルネームを名乗ってもらうことが基本となるが,生年月日や患者識別番号などの情報を併用することで,患者の確認はより確実となる.
●生理検査を実施する場面では,患者本人の確認と,検査を実施する患者の情報と検査機器に登録された患者の情報が同一であるかどうかの確認が必要である.
●外来受付票やリストバンドのバーコードを読み取ることによる患者情報の照合により,確認作業を簡略化することができる.
●検査受付から実施,報告までの過程で誤認防止のルールを順守し,誤認を早期に発見することで,最終的に重大な事象が発生しないようにすることが重要である.
●患者本人の確認は,患者自身にフルネームを名乗ってもらうことが基本となるが,生年月日や患者識別番号などの情報を併用することで,患者の確認はより確実となる.
●生理検査を実施する場面では,患者本人の確認と,検査を実施する患者の情報と検査機器に登録された患者の情報が同一であるかどうかの確認が必要である.
●外来受付票やリストバンドのバーコードを読み取ることによる患者情報の照合により,確認作業を簡略化することができる.
●検査受付から実施,報告までの過程で誤認防止のルールを順守し,誤認を早期に発見することで,最終的に重大な事象が発生しないようにすることが重要である.
参考文献
1)日本医療機能評価機構医療事故防止事業部:医療事故情報収集等事業 第17回報告書,2009
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