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今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える
扉
著者: 山田俊幸1
所属機関: 1自治医科大学臨床検査医学
ページ範囲:P.1309 - P.1309
文献購入ページに移動 “パニック値”は決して珍しいものではありませんが,その対応が診療の質,なにより患者の安全に大きく影響します.その報告のあり方については今までも活発に議論されてきました.
本特集ではまず,日本臨床検査医学会のチーム医療委員会で一定の見解がまとめられたことを受けて,その委員長であられた諏訪部章先生からパニック値報告の現状と今後を俯瞰いただきました.また,医療安全の視点から実例を通して,その重要性を石川雅彦先生に解説いただきました.続いて,救急医の立場から須﨑真先生に,臨床検査専門医の立場から上蓑義典先生に,臨床検査技師の立場から上道文昭先生に,登録衛生検査所を指導する立場から木村聡先生にそれぞれ,パニック値報告の実践ならびに求められる対応について論じていただきました.
各施設においてはすでにパニック値についてマニュアルを確立して運用しておられると思われますが,本特集によってさらに理解を深め,日々の業務に役立てていただければ幸いです.
本特集ではまず,日本臨床検査医学会のチーム医療委員会で一定の見解がまとめられたことを受けて,その委員長であられた諏訪部章先生からパニック値報告の現状と今後を俯瞰いただきました.また,医療安全の視点から実例を通して,その重要性を石川雅彦先生に解説いただきました.続いて,救急医の立場から須﨑真先生に,臨床検査専門医の立場から上蓑義典先生に,臨床検査技師の立場から上道文昭先生に,登録衛生検査所を指導する立場から木村聡先生にそれぞれ,パニック値報告の実践ならびに求められる対応について論じていただきました.
各施設においてはすでにパニック値についてマニュアルを確立して運用しておられると思われますが,本特集によってさらに理解を深め,日々の業務に役立てていただければ幸いです.
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